「クライマーズ・ハイ」

ワーナーマイカルむさし野ミューにて鑑賞。
原作・TVドラマは未見。


原田眞人監督の「金融腐食〜」とか「〜あさま山荘」とか
好きなので楽しみにしてました。
上記作みたいな、仕事する大人達が喧喧顎顎する話とか
原田作品の芝居のナマっぽさ&勢い臨場感重視な演出が好きなの
ですよね。
セリフが聞こえづらいとかいう話もあるけど、何が起こって
いるか大体分かれば全部のセリフが聞こえなくても充分だと
思っています*1
キャスティングは今回も主役端役隅々気が配られ
原田演出共々大変楽しみました。
でんでん、蛍雪次朗も良かったけど、やはり↑(日記タイトル)ですわ。
尾野真千子は「萌の朱雀」「ユリイカ」以来久々に見た。
今回遊人はあんまりウザくなかった*2


映画の終盤、堺雅人から堤真一に渡される事故犠牲者が
墜落する飛行機の中で書いた、
残された家族に向けた(実存する)書き残しは
堪らないものがありますねえ…。
この映画見るまで事故当時ニュースで聞いたこの書き残しのこと
すっかり忘れてました。
報道被害とか色々と問題もあったりしてマスゴミとか揶揄される
仕事ではあったりしますが、何だかんだで大事な仕事ですし
この現在を生きる現役の方々はしっかりやって欲しいものです。

*1:とは別に邦画はもっと音を大事に扱ってほしいとも思うけど

*2:やっぱし少しウザいということ